子会社や特殊な目的で作られた会社でなければ。
特定のクライアントへの売り上げ依存が4割を超えるとヤバい。
そのクライアントの担当者が変わったり、倒産したりすると、道連れになってしまう。
それはフリーランスも同じで、特定のところからだけ仕事をもらっていると、何かの拍子に食えなくなる。
アドセンス、アマゾン、A8やバリュコマ。
3~4箇所には分散させておきたいもの。
会社員であれば、100%その会社に依存しているわけなので、何かの拍子に収入が途絶えることになる。
失業保険のような救済措置はあるものの、食えなくなる可能性が充分にあり、何かの拍子には手遅れになる。
最近「副業」を積極的にしている方もいらっしゃるだろうが、どうやって開拓していくのがいいのか。
方法は2つ
- 得意なコトをやる、それが整ったら次のことをやる、0→100、0→100と、完成させるまで1か所に注力する
- 得意なコト5つくらいを平行してやる。AのことをやりならBをやり、Cもやる。
それぞれにメリット、デメリットがある。
僕は2のパターン、手を広げて手あたり次第、抱えて走り出す。
飽き性なのでちょうどいい。
さて、2のパターンで成功するには、どうしたらいいのか。
それは「根気よくやること」
なぜなら、時間がめちゃめちゃかかるからだ。
単純な計算をすると。
1つのことを成功させるのに、100時間かかるとしよう。
100時間あれば1つの成功事例が手に入る。
が、5つのことを平行してやっている人は、まだ2割にしかならない。
成功体験に出会うまで、5倍の時間がかかるのだ。
ただ、500時間頑張ったときは、どちらも同じ「成功事例5つ」だけども。
努力する量は同じでも、結果が見えるのに5倍かかる。
それを信じて、地道に努力できるかどうか。
要するに成果を急がないかどうか、ということだ。
僕がウェブ上でマネタイズしようと決めて2年が経った。
2年経って、ようやくビジネスになりかけてきている。
それは、1つのことだけでなく、同時に取り組んでいることが連鎖的にビジネスにつながってきている。
会社員という安定した収入があったからこそ、2年間じっくりと取り組めたのも間違いない。
今思うことは「途中で投げ出さないでよかった」ということ。
しかも、その投げ出したくなる理由は「周りが成功していく姿」を見ること。
よく考えたら、僕は時間のかかるやり方を選んでいた。
だから、根本から戦い方が違う。
投げ出さないでよかった、時間がかかっても目標に近付いてきているから。
成果の出ない自分と2年間、騙し騙し付き合ってきた。
今は自分自身に胸を張って言えそうだ。
「時間はかかるけど成功する」と。
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