こんにちは、スズキ(@acogale)です。
僕の周りのツイッター上で、
「好きなことをして生きる」とか、
「好きなことで生きていく」とか。
それについての是非や意見で盛り上がっていました。
以前から、生き方についてはモヤモヤしていたんです。「好きなことをして生きる」とか言うと、あーでもない、こーでもないと言う人がでてきます。
どうして各々の意見が、ちょうどいいところでまとまらないのか。それが不思議だったんですね。
僕の中で、今日でた結論は。
「極端に解釈すると、次のステップに進めるから」
ということでした。
好きなことをして生きるって
好きなことをして生きる
そう聞いたときに、何を思い浮かべるでしょうか。
- 趣味のテディベア作りを生業にする
- 歌が好きだから、歌手になる
- 旅行が好きだから、全国各地を回る
好きなことをして生きるって、カッコイイと思うんですけどね。
「好きなことして生きる」宣言をすると、色々な方から助言を頂くわけです。
「そんなの無理に決まってる」とか
「さっさと諦めて、ちゃんと働いたほうがいい」とか。
でも、これって拡大解釈だと思うんですよ。
「ラーメンが食べたい」と言ったとき
例えばご飯に行こうと誘ったとき
「ラーメンが食べたい」と答えました。
美味しいラーメン屋さんに行きました。
またご飯に誘うことになりました。そういう機会が何度かありました。だからといって、毎回ラーメンを誘うのはナンセンスですよね。
「ラーメンが食べたい」と言われたとき。
- 何ラーメンがいいのか
- 餃子やチャーハンは食べないのか
- そばやうどんじゃダメなのか
- トンカツ定食やサバ味噌定食はどうなの?
- 何も食べないという選択肢は
どの項目に対しても、答えは無いんですね。
だって今の条件は「ラーメンが食べたい」というコトだけなので。
大事でもないところを突く
この場合、大事なのは「ご飯に行く」ことなんです。
まずは、「ご飯に行く」という目的を達成させないといけない。
その次に、相手の希望が「ラーメン」だったんですね。
ラーメンが食べたいだけで、サバ味噌定食だと死んでしまうとか、大暴れするとか。
そういうことではないんですよ。
「好きなモノを食べる」という希望を叶えたいだけなんです。
ただ、ラーメン以外についてはヒヤリングしていないので、答えが全く分からないんですね。
思考を明確にするために、極端な考え方を
好きなことをして生きていく
ということは、「ラーメンが食べたい」と同じことなんですよ。
「ラーメンが食べたい」と言った人に対して
- ラーメン以外は食べないのか
- 餃子やチャーハンも食べないのか
- ラーメンっていっても色々あるじゃないか、明確にできていないから無理だ
- ラーメンだけ食べて、やっていけるわけないじゃん
というような返答をします。
それこそ、どうでもいいアドバイスになりますよね。
「好きなことで生きていく」に対して、事情もよく知らない、詳しいところまで分からない人が、ただ吠えているだけにしか見えません。
矛盾点やおかしい点がみつかる
別にプレゼン資料なわけでも、事業計画書なわけでもないので。
矛盾やおかしい点はたくさんあります。
その程度のことなんですよ。
楽しいことが見つかったから、楽しいことで生きていきたい。
もちろんどこかで苦労するだろうし、悩む時期もあるだろうし。
行き詰まるときもあるでしょう。
それも全部含めて、思い立ったジャストアイデアなんです。
アウフヘーベンしよう
両極端なAとBから、次元の高い答え、折衷案を見つける。
アウフヘーベンしよう。
ある事柄、今回で言うところの、「好きなことで生きていく」に対して、積極的な人と否定的な人がいる。
どちらの意見も大事なことだが、お互いに自分の意見を押し通そうとする。
できる、できる、できる、できる VS 無理、無理、無理、無理
そうじゃなくて、両者の意見を取り入れたうえで、次の次元に進みたいのだ。
古い価値観の無理組、新しい価値観のできる組。
お互いがぶつかることで、次の一歩が生まれるのだから。
世の中を取り巻く環境がどんどん変わっているので、ある考えについて賛成、反対の両意見が出ることは本当に素晴らしい。
だからこそ、極端な解釈をしてちょうどいいところを探していく必要があるのだと思っている。
どんどん意見をぶつからせて、次のステージに行きたい。
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