家族って面倒な存在だな。
と、久しぶりに思った。
片手間ではあるが、屋号を掲げて収入を得ていると。
家族に限らず近しい友人関係や、恋人の存在がちょっと面倒になるかもしれない。
サラリーマン"だけ"で頑張っていたときは、そんな気持ちにはならなかった。
土日に何をしようと、僕の収入は変わらない。
一日中遊んでいようと、本を読んでいようと、直近での収入は変わらない。
もちろん資格勉強をしてとか、マネジメントの勉強をして、その先に収入のアップが見込めることはある。
フリーランスで何かを始めたら。
やった分だけが収入になる。
毎日働けば、毎日が収入になる。
生活の中の行動と収入が、よりリアルに密接に結びつくようになった。
朝まで飲みに行こうと誘われたとき。
飲み代の支出より、飲んでいる時間で1本納品できるかもしれない。
と考えるようになった。
近い将来の収入が、目の前に見えるようになった。
フリーランスの友人が「それは外注しちゃえばいいよ」と言っていた感覚がようやくわかった。
面倒なこと、苦手なことは外注して、得意なことで収入を得る。
何かをしようとするその時間も、お金を稼ぐことができるから。
お金を稼ぐことができなかったサラリーマン時代の僕は、支出を減らすために、面倒なことを自分でやっていた。
それが多方面から収入を得ることができる術を身に着けたら。
外注すること、アウトソーシングすることの重要性が分かるような気がする。
さて、問題は家族。
あれやって、これやって。
とお願いされることがある。
まあしょうがないな、という枠の中であればいいけど。
それって外注したほうがよっぽど安いんじゃないか。
安い上に相手はプロだから、自信を持って紹介できるぞ。
今日は家族に頼まれていることがあるんですが。
外注すれば6,000円程度のこと。
人日〇〇円で僕が請け負ったらいくらになるのか。
それを無条件で請けるということは、まさに家族割引だ。
交通費、必要経費を考えたら、50~80%引き。
もっと言えば、お金はもらえないので、100%引きだ。
家族と触れ合うプライスレス感があるのは分かるけども。
お金というラインで線を引くことが、簡単な基準なんだと思う。
もちろんお金が全てじゃない。
でも、その作業って僕じゃなきゃいけないこと??
誰がやってもいいんじゃないの???
と思うことがたくさんあったから。