ある切符の払い戻しのため、みどりの窓口に行きました。
窓口は1つ、待っている人は7人。
どんなきっぷを買いに来ているのか、お客さんの声も、駅員さんの声も聞こえるので分かるんですけど。
券売機で買えるのに、どうして並ぶのか。
中には窓口でしか手続きができない人がいる。
この時期だと学生の定期券などなど。
切符の払い戻しも、みどりの窓口でしかやってくれない。
だから並ぶ。
新幹線の指定席や、特急券の指定席を買う人。
「事前に書いてください」という行程の申請書みたいなものがある。
日にち、時間、乗りたい列車番号、注意事項などを記入して、発券してもらうための紙がある。
それを書くこともなければ、メモを用意するわけでもなく。
窓口に並べばなんとかしてくれるという考え方。
しかも隣には新幹線のきっぷも買える券売機がある。
乗りたい列車、座りたい座席も選べるのに。
スマートICというサービスも始まったのに。
どれだけ企業側が素晴らしい仕組みを提供しても、ユーザーが使わなければ意味がない。
もっともJRの予約システムが素晴らしいか、使いたくなるような仕組みかと言われればそれは別の話。
窓口で手数料をとればいいかもしれないけど。
もっと根本的に何かを変えないとダメだろう。
公共交通機関という社会的な役割も考えつつ、効率も考えつつ。
バランスは難しい。