あなたがやってみたい何か、あなたが始めてみたい何か。
これに対してアドバイスを求めることがあるだろう。
例えばあなたが、山登りを始めたい、と思ったとしたら。
- 山登りに必要なものは何か
- どれくらいお金がかかるのか
- 初心者にオススメな山はどれか
- 仲間はどうやって見つけるのか。
などなど、知りたいことはたくさんある。
それに対して、アドバイスをくれる先輩はたくさんいます。
教えてもらった道具を買ったり、気を付けなきゃいけないことを守ったり、あなたの山登りライフは快適になるでしょう。
最近、そうではない質問をされることが多いんです。
山登りを例に話をすると。
- 山登りをしたいけど、する気が起きません
- 山登りをすると、何かいいことがあるんですか
という質問をもらうことがあります。
どちらの質問も「山登りを始めたい」と既に思っている人たちです。
無理に販売している、無理に紹介しているわけではないんですね。
山登りをしたいから教えてほしい。と質問されるんですけど。
わざわざ、そのレベルまで引き上げてあげる必要があるのでしょうか。
誰に何を言われなくても、とりあえず山に登ってみる。
という気持ちの人を、より安全に、より快適に登れるようなアドバイスは必要だけど。
山登りをしたい気持ちが無い人に、オススメを教えてあげる必要はあるのでしょうか。
しかも、質問した側がそれを求めているなんて。
あなたのライフスタイルにおいて、山登りが適していないのであれば、それはやめたほうがいい。
にもかかわらず、「山登りをしたい」と言う人がいる。
つまり「山に登りたい」というモチベーションの維持をさせようとしているのだ。
何かをするのは自分自身であり、誰かに言われてするものでもない。
とはいえ、モチベーションがあがりません。と言う人がいるのは事実。
どうしたものか。
山登りを例にあげたけれど、無茶なアドバイスやモチベーションの維持を当然のようにしてくる人は多い。
- ダイエット
- 早起き
- 副業
- 読書
- 投資
など 。
それを最低限、回していくだけの力は、自分自身に必要なのだ。
それすらないのであれば、〇〇やりたい!とは思わないことじゃないだろうか。