例にも漏れず、常駐している会社もリモートワークになった。
今でも週に2~3日はリモートワークだ。
リモートワークで気をつけなければならないこと。
それは、報連相をしっかりすること。
隣近所の席であれば、察してもらうことができたとしても、物理的な距離が離れているリモートワークはそれどころじゃない。
自ら積極的に報連相をしないと、オフィスワークのときのようにアドバイスはもらえないし注意もしてもらえない。
なかば強引に導入されたチャットツールを使って。
どれだけ上司や同僚、同じグループの人たちに情報を伝えるか。
リモートワークでそれらを学ぶことができた。
フルリモートが解消され、オフィスワークとリモートワークのハイブリッドになったとき。
もとのオフィススタイルに戻るのか、リモートスタイルを続けるのか。
それは、仲間とのコミュニケーションのうえで。
チャットツールを頻繁に使う仲間もいれば、全く使わない仲間もいる。
オフィスで顔を見て、軽く挨拶する程度の仲間だっている。
でも、よくよく考えてみると。
仕事の情報や状況が勝手に伝わる範囲、察してもらえる範囲は、向こう三軒両隣くらいの人たちだ。左右に座っている人、その向かいに座っている人。
つまりオフィスの島が違ったり、フロアが違ったりすると、それはリモートワークとさして変わらない。
たまたま同じ建物にいるだけで、コミュニケーションを図るのは難しい。
そこでリモートワークのときのように、チャットをばんばん使いまくる。
おかげで細かな情報共有ができ、報連相の漏れもなくなった。
リモートワークで学んだことを、その勢いのまま、オフィスワークに取り入れたということ。
チャットツール自体は前から導入されていた。
使うのは個人の自由だったので、使っていない人もたくさんいた。
それが無理矢理なリモートワーク宣言のおかげで、全員がチャットツールを使うようになった。
そんなツールを、リモートワーク時のツールだけに留めておくのか。
それとも日常から使える便利な道具にするのか。
そして、こまめに積極的に報連相をする必要があるということ。
この意識をどれだけ継続させることができるのか、が、次の重要なポイントだと思っている。
こちらから積極的にアクションをおこさないといけない。
ということは、残念ながら人の好き嫌いが、よりはっきりしてしまう。
レスポンスが悪い人に、わざわざ積極的にアクションしなくなってしまう。
それを反面教師として、自分もレスポンスや伝わりやすい日本語を意識していかなければいけない。
社会のマナーだよね、なんて言われていることが、リアルに炙り出されているのがリモートワークと、その後のオフィスワークだと感じた。
気を抜いていたら、ますます偏ってしまう。ツールを使いこなして、学んだことを活かせるようにしたいものだ。