先日、友人氏と喧嘩をする一歩手前までいった。
求めるレベルが違うことがキッカケだったと思う。
「それでいいじゃん」「よくない!!」
みたいな。
理性が食い止めてくれたのだけど。
僕は「たまたまうまくいった」を減らしていきたいのだ。
「100個あったら1つくらい素敵なものが生まれる」という考え方を止めたい。
一つ一つに全力になりたいし、全真剣を集中させるようになりたい。
スキル不足を量でカバーすることだってある。
「契約が取れないなら1件でも多く訪問してこい」なんていうのは、その典型的な例だ。
もちろん成功確率が一定であれば母数を増やしたほうがいい。
母数を一定にするのであれば、成功確率をあげればいい。
どちらを選びたいか、と言えば後者なのだ。
押さえるべきポイントを押さえて、最大限にリソースを割きたい。
そのポイントの感覚を掴むために量をこなすのはいいと思うのだけれど。
文章でも同じで、写真でも同じで、グラフィックでも同じで。
「さすがだな」と思う人は、いつも「さすがだな」と思わせてくれる。
たまたま良いヤツができたのではなく、いつも良いヤツを作り上げるのだ。
たまたまのそれを褒められたり、ピックアップされたりするのではなく。
いつも「良いヤツ」を目指して。
「たまたまうまくいった」は減らしていこうと思う。
- 作者: レナード・ムロディナウ,田中三彦
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