ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

スマホの匂い、新聞の匂い

僕が初めてスマホを持ったのは7年ほど前のこと。通信キャリアに勤めていた友人にオススメされて買ったのがiPhonr4Sだった。

その頃から、周囲でスマホを使う人が増え、LINEなどのチャットツール、ツイッターなどのSNSツールが生活に浸透してきた。

 

ゲームをしたり、ネットサーフィンをしたりと、スマホの面白さや利便性は誰もが知っているものである。

また暇つぶしにぴったりなツールであることも間違いない。

バス停でバスを待っているとき、電車に乗っているときなど、みんながスマホを片手に時間をつぶしているのだ。

 

電車に乗ると、みんながスマホの画面を見ていて異様に思える。なんていう声も聞いたりする。スマホで記事を読むのと、新聞や雑誌で記事を読むのにはどんな違いがあるのか、僕にはわからない。科学的には「〇〇のほうが記憶に残りやすい」的なものがあるのだろう。

 

どちらも同じ、というような結果があるのであれば、僕はスマホを使ってほしい。どうしても新聞の匂いが苦手なのだ。

 

先日、近鉄電車に乗っていたときのこと。横で新聞を広げるおじさんがいた。

そのおじさんの態度が悪いとか、目障りだとか、そんなことはないのだけど、拒否反応を起こしたのは新聞の匂いだった。インクのような、紙のような、隣に座っていると新聞を広げていることが匂いでわかる。

 

だからといって、常識的な範囲で考えれば電車の中で新聞を読むことは何も悪いことではない。満員電車の中なら縦に細長く折りたたんでほしいな、と思うことがあるくらいで。

そんなに匂いに敏感ではないのだけれど、新聞や週刊誌のような紙質の雑誌から遠ざかっていたのだろう。あまりにもその匂いが際立ってしまったのだ。

 

その瞬間に「新聞は苦手」というイメージになってしまった。

 

逆にスマホは匂いがしない、というか匂いを感じない。そこでスマホを5台、10台と使われたとしても、匂いが気になることはない。

その点だけにフォーカスすれば、電車の中でスマホを使ってくれることは全く不快ではないのだ。

 

手から滑って落っことしたときの音、ピロピロと音がする、などのマイナス面はあるけれど。

匂いだけを考えると、みんなスマホにしよう!と言いたくなるものである。

 

お互いに嫌な気持ちに、お互いが不幸になりそうなこと。久しぶりの新聞の匂いに、ただただ疲れてしまった。でも、そのおじさん、何も悪いことをしていないんだけどね。

 

もっと匂いに敏感な人がいるとしたら、僕以上にストレスになってしまうだろう。逆にあの匂いが新聞らしくて良い!なんていう人もいる気がするけれど。

 

 

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