経験が一番の武器になる。
頭で分かっているだけのことは、頭で分かっているだけのことに過ぎない。
やってみて、そこでやっとリアルな体験、経験として価値になる。
ちっぽけな経験だとしても、やったことがあるかないか、の判断には大きく役に立つ。
どうにも気分がすっきりしなかったので、ただただTikTokを眺めていた。
時間が溶けていくなー、と思いながら。
で、片っ端からコメントしてみた。「素敵なバイク」「赤ちゃんかわいい」「おいしそう」
そしたら、投稿者の方が返事をくれるのだ。
返事なんて全く期待してなくて、僕の勝手な暇つぶしに使っていただけなのに。
丁寧に返事をもらえたことで、その先には人がいるということ実感した。
ただそれだけのこと、それだけのことだけど、それがすごく重要だったと思っている。
ちょっとだけ心のスペースが広くなった、そんな経験だった。
暇つぶしの道具だったけれど、画面の向こう側の人は真剣に投稿していたりする。
なんか、そういう温度を感じられただけでも、暇つぶしだったけど無駄な時間じゃなかったんだな、と思うことができた。