「プロ」ってどんな人だろうか。
それ一本で食べていけるだけの収入がある人。
確かにプロだな。
そういう意味ではなく「プロ魂」とか「プロ根性」とか。
そういったときに使われる「プロ」
アマチュアとは違うよ、というところはどこだろうか。
少しばかり言い換えるとしたら、一人前になるにはどうしたらよいだろうか。
僕が考える「プロ」とは。
直感で分かる人、見なくても分かる人、明確な根拠の無いソレが当たる人。
つまり「感じる」ことができる人。
そんな人がプロだと思っている。
空を見上げただけで、風の匂いだけで、雨がふるなぁと感じる人。
企画書をざっと見ただけで良し悪しが分かるプロデューサー。
パッと見ただけで土地の広さが分かる大工さん。
そういったことが身についていることは「プロ」だなぁと実感する。
買い物に出たとき、買い物カゴに入っている商品が合計で何円くらいか分かる奥さま。
子供が帰ってきたとき、子供が何も言わなくても「今日はケンカでもしたかな」と分かるお母さん。
世の中にはたくさんのプロがいます。
だいたい12時頃になるとお腹が鳴る人だってプロだと思うわけです。
そういう曖昧なものが、文明の発達によって、少しずつ整備されてきました。
天気も分かるようになった、時間も分かるようになった。
距離だってレーザーで測れたり、計算が苦手でも電卓が登場したり。
そういったプロの感覚の一端を道具が担うようになってきたわけです。
これからの時代、人工知能やロボットが発達してこれば、どんどん置き換わってしまうでしょう。
そんなに考えなくても答えがうまく導けてしまう。
そんなに経験がなくても答えがうまく導けてしまう。
そういった世の中になるのかもしれません。
そんな中で、どうやって一人前になっていこうか、と悩むわけです。
見えないものを見るように、頭の中で想像していかなければいけないでしょう。
そうはいってもうまくいかない。
だからこそ経験が必要なのではないでしょうか。
プロになるにはどうしたらよいか。
アンテナをビンビンに張るのが、一つの手段となるでしょう。
一つ一つのことが、どんどん気になってしまう。
どうして○○なんだろう、どうしてこれは○○みたいになっているのだろう。
グーグル先生に聞けば、多くの問題が解決します。
僕も随分と助けてもらいました。
ただ、答えが近すぎて面白くない。
自分で考えなくなってしまうからです。
もっと自分で考えること、道筋を自分で作ること。
そういうことが大事だと分かっていても、実践できない自分になってしまう。
どうして、なぜ、そういう気持ちを大事にしていきませんか。
「はてな」を頭の上に、小さな小さなことから、次の一歩が見つかるんです。
せっかく「はてな」ブログで書いているのだから、日常生活にももっと「はてな」を呼んであげましょう。
「はてな」をたくさん呼び込んで「見えないモノを見えるようにする」「直観力」を鍛える。
どんどんプロに近づいていきますよ。
それが、学生でも社会人でも。
人生に奇蹟を起こす直観力 ―世界一シンプルな能力開発メソッド
- 作者: 岡田哲也
- 出版社/メーカー: 現代書林
- 発売日: 2011/04/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る