こんばんわ、スズキです。
先日、演劇指導を受けてきたときのことをお伝えしようと。
「想いよ届け」トレーニング
特定の人に向かって声を届ける練習をしました。
10mほど先に、背中を向けた人を3人配置。
こちら側から呼びかけます。
向こう側にいる3人の間は、3mほど離れています。
背中を向けた状態で、呼ばれたことがわかるかどうか。
というトレーニングです。
背中を向けているので、3人は誰が呼ばれているか見えないんです。
声の出し方、方向、その他もろもろのパワーで、特定の相手に声をかけ振り向いてもらう。
そういう訓練なんですが、なかなかうまくできないんです。
真ん中にいる人を呼んだのに、その思いが伝わらなくて。
次のトレーニング。
向こう側にいる背中を向けた3人、この3人に振り返ってもらい、全員こちらを向いてもらう。
それで呼びかけてみると、あら不思議、とっても簡単に特定の人に思いが伝わるわけです。
それはなぜか。
答えは簡単で、アイコンタクトがとれるから。
目と目で通じ合っているので、呼べば反応してくれるわけです。
衝撃の一言を先生に言われる。
アイコンタクトを使えば簡単に想いは伝わる。
だからお前たちは、そうやって手抜きをしているんだ。
えっ!!! なんだよそれ。
続いてこう言われる
背中を向けている人を振り向かせる時は試行錯誤していた。
なんとか想いを伝えたいと、声の大きさ、イントネーション、余韻など、たくさん考えて、考えて声を出していた。
しかし、アイコンタクトがとれる状況であれば「目」だけで終わらせた。
言葉に重みも厚みも全く無い。
そういわれると、そうかもしれない。
そこに本気のパワーがあったのだろうか。
アイコンタクトって便利なんだよね。
Face to Faceで話をするって、楽ちんなんだよね。
最近読んだブログを思い出す。
最近、こんな記事を読んだのを思い出した。
オンライン打ち合わせを推進している「るってぃ」さん。
僕はこの記事を読んだとき、
「顔と顔を合わせて話を進めないとダメだよ、オンラインなんかで想いが伝わるわけがない」
と思っていた。
僕はオンライン打ち合わせが有効なものだとは思っていなかった。
るってぃさんも、全面的にオンライン打ち合わせを推奨しているわけではない。
「時と場合で上手く使い分けるように」と書いてある。
が、9割はオンラインで事足りるということだろう。
2つのことが頭でつながる
- アイコンタクトで手抜きをしている
- オンライン打ち合わせで事足りる
この2つが結びついた。
想いが伝わらないのは、オンライン打ち合わせのせいではない。
僕自身のパワーが足りないからだ。
パワーが必要な環境、熱意と情熱が必要な環境では、僕のパワーではまだまだ足りない。
だから「オンラインではダメだ」という結論に至ったわけだ。
るってぃさんのパワーをもってすれば、オンラインでも余裕なのだろう。
あぁ、演劇の先生に言われたことだ、「アイコンタクトは手抜き」ってこのことだ。
自分の基準は当てにならない
自分の基準でいけば、るってぃさんの言うことは基準外だ。
「オンライン、オンラインって、そういうことを言っている人もいるよね~」程度で終わっていただろう。
それに別の要素が組み合わさって、今回はアイコンタクトの話が組み合わさって、一つの道筋が見えた気がする。
どこかで自分の考えが正しい、間違っていないと思っていたのだろう。
まさに、そんなことをツイッターで呟いていたわけで。
僕が思うところ、「最後に頼れるのは自分だけ」と同じような気がします。ただ、相手の考えを受け入れられるだけの余裕が無かったり、間口が狭かったり、まだまだ成長過程なのではないだろうか。その人の間口が広がる瞬間がありそうなら、僕は楽しみに見守っています。 https://t.co/QKPdabzBXl
— スズキ@追い風ビュンビュン (@acogale) 2016年9月20日
結局のところ「僕のパワー不足」というのが、最近の結論です。
でもパワー不足だからこそ、いろんな人から刺激をもらい、叱咤激励され、次のステップに行けると信じています。
ブロガー界隈の人に、本当にお世話になっているんだと、改めて思います。
ありがとうございます。
先入観、自分の思いにも、もう少し遊びを持たせて、間口を広げて、多くのことを吸収していく所存です。
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