そろそろ次の手帳を考える時期。
だいたいこの時期になると、
「紙の手帳派」と「電子手帳派」の争いが起きる。
僕なりに考えると、
紙の手帳か電子デバイスか。
— スズキ@追い風ビュンビュン (@acogale) 2016年10月10日
1.ザクッとした予定は紙がいい。
2.細かな予定も紙がいい。
3.その中間くらいの予定は電子デバイスがいい。
あとは電子デバイスが会社で解禁されていれば。
PCで入力してスマホで見るスタイルが一番マッチしているスズキの予定。
ということだが。
紙か電子か、ということについて、中学3年生の時に、担任先生と話をした記憶がある。
紙の良いところは「イージーアクセス」だということ。
誰でも使うことができて、簡単に見ることができる。
ということ。
電子手帳、電子デバイスは、周りの色々を整えると非常に楽ちんで使い勝手もいい。
例えば、会社のPCからグーグルカレンダーにアクセスできること。
パソコンで予定を入力できるのは非常に楽ちん。
誰かと予定を調整するときに、パッと分かるのは手元にスマホがあるから。
そういうクラウド上での連携ができるから、より使い勝手が良い。
かつての電子デバイスは、パソコンとクレードルで同期をしていた。
ザウルスやクリエを使っていた僕がいうのだから間違いない。
いつの間にかスマホに置き換わり、クラウドサービスが始まり、これはうんと便利になっている。
でも、会社が電子機器持ち込みNGだったら。
サイトへのアクセス制限があったら。
紙の手帳のほうが便利に使えることだろう。
つまり、紙か電子かというのは、自分だけの問題ではないということ。
電子手帳、PDAが流行ったとき、名刺交換はPDAの赤外線で出来た。
簡単にいうと、アドレス帳を赤外線で交換するだけのこと。
そうすると紙の名刺は必要なくなる。
これには条件があって、相手も電子手帳、PDAを持っていないといけないこと。
と考えれば、紙の名刺は誰にでも渡せて、誰でも受け取ることができる。
といったところが、イージーアクセスなのだろう。
郵便局がネット上の人の年賀状を、住所を公開しないでやりとりできるサービスを始める。
年賀状を受け取るということは、誰でもできる。
簡単ということだ。
メールであれば、メールを受信できるデバイスを、お互いに持っていなければいけない。
もちろん、この郵便局のサービスを使いこなせる人は、メールもできる人なのは承知しているが。
特に電子デバイスが増えてから、それ単体で使うことだけで終わっていない。
スマホがあれば、
- 映画が見れます
- 録画したドラマが見れます
- 外出先からエアコンのスイッチが入れられます
- ペットの様子が確認できます
いろんなコトができる、スマホがあればいろんなコトができる。
けれど、それは、スマホ単体ではなく、他のサービスと連携してできるもの。
家のテレビやブルーレイがネットワークで接続され、Wi-Fiの電波が受信できて。
インターネットに接続されているそれらと、通信できるようにポートを開放したり、固定IPアドレスにしたりと。
できることが、それだけで完結しないのだ。
紙の手帳か、電子手帳か。
これも、これだけで解決しない。
どちらにも、優れたメリットがあるから。
紙の手帳は自由度が高い。
例えば10月10日の欄に「弁当」と書いてあれば、あぁ弁当がいるんだな。と分かる。
が、それを電子手帳でするには、日付を選んだり、開始時刻、終了時刻、終日なのか。
などなど、選ばなければならない。
だから、うんと簡単な予定には、電子手帳は向かない、少し劣っている。
が、ごく普通の予定には、電子手帳がピッタリだ。
○月○日、10時~15時。 東京駅徒歩5分 地図のリンクはこちら。
という設定は、楽ちんで非常に便利で、役に立っている。
僕自身が、グーグルカレンダーと同期をしてスケジュール管理をしているが、一般的な予定を入れるには楽ちん。
それが、より細かな予定になると、電子手帳では物足りない。
それはもう単純に「予定表」の範囲を超えているから。
項目がもっと欲しかったり、もっと柔軟な時間や、フラグを用意してほしかったり。
それは紙のほうが強い。
ある限られた環境の中では、電子手帳は力を発揮してくれる。
リマインダー機能、地図へのリンク、参加者の一覧。
ある枠を超えると、著しく不便になってしまう。
ただ、電子手帳の一番の利点は、それを印刷できることだ。
ワンタッチで印刷することによって、紙の手帳(のよう)になる。
だから「どっちがいい」か、「どっちが優れているか」というわけでなく。
これは二つを上手に組み合わせていくことが大事なのである。