22歳の社長と半日ほど一緒に行動する機会があった。
ドライブしながら、「お金稼ぎたいですよねー」というような話をしていたのだ。
僕がマネタイズに使っているサービスで、昨年1万円の収益があった。
「あのサービスで、年1万円稼げましたよ」と言ったときのこと。
「だったら300倍頑張れば、それで暮らしていけますね」と社長に言われたのだ。
実際にどれくらいの労力がかかるのか、需要はどれくらいなのか、拡大する見込みがあるのか。
という話もしたのだけど、そもそもの発想が無かったのだ。
300倍はできるかどうか分からない。
分からないけれど、「できない」という判断を頭の中でしていた。特に検証も試行錯誤もしていない。
もちろん、300倍じゃなくても、10倍、30倍の取り組みができるかどうか、ということもしなかった。
やりっぱなしで年1万円。どうにかすれば、増えるかもしれない。
それが300倍になれば、、、、。
とりあえずでも「やった」という妙な達成感や、すっきり消えた後ろめたさから、満足してしまっていたようだ。
自分自身が勝手に制限をして「これでいい!」と納得してしまっていた。それをぶっ壊してくれたのは「300倍やればいいじゃん」という一言だった。
そこで「できないですよ」なんて返答せずに、やってみる、300倍に近づける努力、検証、改善が必要になる。
また一つ、ありがたい言葉をもらったのだった。
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