ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

バイアスを認識しているうえで判断したい

事実のそれよりも、誰が言ったのか、みたいなことが重視される傾向がある。

あの人が言っているから、あの人のスタイルだから。

 

そう思ったときに、好き嫌いのバイアスがかかっているなら、それを自分で認識しておきたいのだ。

 

相手のことを好きだったり、相手のことを信じていたりすると、プラスの方向に作用する。

 

相手が待ち合わせに遅刻したとして

・なぜ時間通りにこないんだ、いい加減なヤツだ

・時間通りに来ないのは、電車が遅れているのだろう

・遅れるという連絡もないけど、事故に巻き込まれているのかな

と相手によって、気持ちは変わるもの。

 

それが憧れの人や好きな人なら尚更で。自分自身のコンディションによっても変化するものでもある。

 

だからこそ、この人のことを好きだから、あの人のことは嫌いだから、と無意識でジャッジするのではなく、その判断の振れ幅を自分自身で認識しておきたい。

 

好きとか嫌いとか、そういったものが、無意識のうちに判断に影響を及ぼすのであれば、ものごとの原因がどこにあるか分からなくなってしまうのだ。

 

もちろん許してあげる、心配する、みたいな気持ちを持つことは悪いことではないし、思いやる気持ちは大切なものだけど。

起きている事象と、好き嫌いの気持ちは丁寧に分けて考えたいもの。

 

公私混同ではないが、いろんな感情をごちゃまぜにして判断してしまうと、冷静な答えを導き出せなくなるのだから。