こんにちは、スズキ(@acogale)です。
誰しも行きつけのお店があるのではないでしょうか。
家の近くの中華料理店、会社の近くにあるバー。
僕にとっての行きつけのお店は、美容院だったんです。
20年以上通う場所
ファッションにこだわりが無いので、髪型なんてあまり気にしないのが正直なところ。
ずいぶんと髪が伸びて、鬱陶しくなったから切っただけ。
というくらい、ファッションやヘアスタイルに興味がないんです。
いつものお店に行く必要はないけれど、わざわざ予約してまで通うのは、別の価値があるからだと感じています。
ありがたいことに成長を見守ってくれる
小学生のころから通うそこは、オーナーがずっと担当してくれている。
付き合いが長いので、親戚のおっちゃんみたいな感覚だ。
親戚づきあいとは縁のない生活をしていたので、僕のことを知ってくれているのは、実は美容院のオーナーだけかもしれない。
もちろん近所づきあいはあるけれど、じっくり話をする機会ってないですよ。
美容院に行けば、30分、1時間と話をする時間ができる。
だからこそ、最近はあーだ、こーだと話をしてしまう。
僕の父親より少し年上のオーナーだからこその話を聞けたり、アドバイスをしてくれる。
家族以外で、親戚以外で、僕の成長を見守ってくれている人、それが続いている人はそんなにいない。
髪の毛が短くなる以外の価値がそこにはあるから、少しくらい遠くても通い続ける。
店の名前が変わったり、移転したり、独立する人がいたり、いろいろと変化があった。
僕自身も小学生のスズキから、おっさんのスズキに変わった。
いろんな変化があっても、つながっていられるのが、僕にとっては居心地がいい。
過去の自分を振り返るときに共感してくれる人。
過去の自分を知ってくれてる人。
その人のおかげで僕はここにいる。と認識することができる。
些細なことだけれど、それがすごく重要になってくる年齢になってきたのだろう。
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