ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

手を挙げる人、調整する人、コツコツやる人、それぞれの得手不得手

本業の仕事では運用業務ばかりしている。気付いたらいろいろな運用業務を担当していた。

いわゆる「○○窓口」という業務。

 

期間限定の問い合わせ窓口、イベントスペースの案内予約。おおよその流れがある業務を、いかにクオリティを維持しながらこなしていくか。

 

運用業務に辿り着くまでには、大きく2つの業務がある。

とりあえず○○やりたいね!みたいなアイデアを出す人、そのアイデアをカタチにする人、そのカタチになったものを日々こなしていく人。

 

「企画」→「運用設計」→「運用」というイメージだ。

そんな仕事ばかりやってきたから、そういう思考回路で成り立ってしまった。

 

素直に言えば、運用業務は好きじゃない。企画や運用設計をしているほうが楽しい。いわゆる「好きな仕事」というやつ。

でも本業では好きじゃない仕事をやっている。それは本業という場がトレーニングの場だと思っているから。

 

副業で企画や運用設計をするにあたって、後工程の人が困らないようにする知見を貯めているということで納得している。

 

それぞれ得手不得手があるから、自分が得意なことをやればいいと思っている。

イレギュラー対応は苦手だけど、コツコツ作業が得意なら運用業務をやればいい。

誰にも思いつかないようなアイデアが出てくるなら企画をやればいい。

 

自分自身を分析して、どれが得意か、どこをやっていくのが抵抗がないか。を知っておく必要がある。

 

また、自分に足りない部分を、他の人に補ってもらう必要がある。

企画が得意な人ばかりが集まると運用は失敗する。思いつきの面白いことしか言わないからだ。

そういうクラスのムードメーカーみたいな人は大切だけど、その人のアイデアをカタチにするには別の能力が必要なのだ。

 

アイデアはイマイチだけど、この人にお願いしたら上手いことやってくれる、という人は運用設計をすればいい。

とにかく言われたことをちゃんとやる、みたいな人は運用をやればいい。

 

「ハロウィンパーティーやろうぜ!!」と声をあげる人、当日までの準備をいろいろまとめてくれる人、当日に受付をやってくれたり買い出しを手伝ってくれる人。

みたいなものだ。

 

自分が抵抗のない分野で手伝えばいいと思うし、それを相手にも共有してあげたい。

「なんでもお手伝いしますよ」と言う人は多いけど、どの分野が得意なのか。

それが分かるだけでうんと違う、そんな気がしている。

 

得手不得手、いろいろあるのだから、得意なところで頑張ろうじゃないか。