先日、飛行機に乗った。
中部国際空港発 羽田行き JL200便。
7:45に出発し、8:45には着陸する。
空の上にいるのは実質35分ほどのフライトだった。
僕は写真を販売しているので、とにかくいろいろなところで写真を撮っている。
飛行機に乗っているときも写真を撮る。
窓からの眺め、機内の様子、着陸後の様子。
着陸し、多くの乗客が飛行機から降りているとき、貨物室から荷物を取り出すシーンが見れた。
クラスJという上級クラスのシート横からよく見えたのだ。
数枚写真を撮り、降り口に向かう。
客室乗務員の方が、声を掛けてくれた。
「本日はありがとうございました。いい写真撮れましたか」
と、
別になんてことはない、普通に声を掛けてくれただけなのだが。
そのハートフルな挨拶に僕が返事ができなかったのだ。
余裕がなかったわけでも、機嫌が悪かったわけでもなく。
人と話をすることに慣れていないみたいだ。
基本的に一人で移動するので、会話をするという習慣がない。
また、普段もあまりワイワイと話をするほうではない。
相手は相手、自分は自分とラインを引いてしまう。
ただそれだけのこと。
でも、自分自身の対応は気持ちのよいものではなかった。
半年ほど前、全国で活躍されているライターの西村愛さん(@55aiai)
に言われたことを思い出した。
「一人旅は"ひとり"じゃない、道中や現地で誰かと仲良くなれるから。」
せっかく声を掛けてくださったのに、蔑ろにしてしまった自分。
猛省するしかない。
それと同時に、JALのホスピタリティの高さに気付いた。
降り口で、ちゃんと声を掛けられたのが初めてだった。
慣れてないから余計にあたふたした。
満足に返答もできず、無視してしまうような態度になってしまった。
僕がやりたいことは「多くの生の声」を集めること
誰にでも声を掛けて、情報を引き出すこと。
まだまだ下地がしっかりできていないことが判明。
順番に積み上げていくしかない。