こんにちわ、スズキ(@acogale)です。
いつの間にか、社会に出て12年が過ぎました。
仕事辞めたい
仕事をしていると「もう辞めたい」と思うことが何度もあり、実際にも辞めてきました。
イベント会社にいて、ホテルマンをして、投資の営業をして、ケータイ関連の仕事をして。
そのほかにも、ちらほらとアルバイトをして。
嫌だったことは忘れてしまうので、何が苦になっていたのか定かではありません。
また、自分自身もおじさん化しているので、当時はすごく悩んでいたことも今となってはクズみたいなモノなのかもしれません。
そんな過去を思い出してみると12年で2回、泣いた記憶があります。
過去のモヤモヤをちょっと引っ張り出してみたいと思います。
感動して泣いた
一つ目は平和な話。
初めに働いたイベント会社での出来事。
5か月ぶっ通しで続いていたイベントが終演を迎える。
自分が初めて働いたという気持ち、社会人デビューのプレッシャーから解放されたとき。
それ以上に、イベントが大成功でよかった、フィナーレに感動した。
後日、先輩に言われた言葉を忘れない。
感動して泣くこともあるし、感極まって泣くこともある。
この先「悔しくて」泣くことがあるよ。
自分の実力と向き合ったとき、やってやろうと決意したけど挫折したとき。
色んなタイミングで「悔しい」と思うことがある。
その時に泣いちゃうこともあるんだよね。
って。
2回目は職場環境に涙する
悔しくて泣いたのは間違いないが。
どちらかというとイジメられていたようなもの。
そんなヒドいことをされたわけじゃないけど、お互いにぶつかっていた先輩に。
ちょうどホテルマンをしていたときのこと。
レストランに所属していたのだが、僕はサービス、先輩はキッチン。
仕事の価値観が合わず、ことあるごとに怒られる、怒鳴られる。
まぁよくあることなんですけどね。
相手は職人気質なシェフですから。
ある日、耐えられなくなりトイレで泣いていたことを思い出した。
その時は悔しかった、何もできない自分に。
レストランサービスのちょっとしたこと、揚げ足をとられて、あーだこーだ言われて。
当時は真面目だった僕は、先輩の言うことは絶対だ! いつも最高のパフォーマンスを出さないといけない。
そんなプレッシャーに押しつぶされそうだったのだ。
身体的ではなく、精神的にヘトヘトだった。
受け流す力を養う
僕は言われて、言われ続けて心が折れた。
100%で頑張り過ぎたのだ。
「辞める」という選択ができたから笑い話だけれど、心地いい空間じゃなかった。
頑張り過ぎるのはよくない。
気持ちに余裕もなく、アソビもなく、仕事しか居場所が無かったのも事実。
もう少し”受け流す力”があったら、もっと楽しんでこれただろう。
周りに対して良い子でいたい、デキるヤツでいたい。
そう思っていたものの、壁にぶつかってしまうとき、解決方法が分からないとき。
やっちまったなーーって深く傷ついたものでした。
誰にも相談できず、自分との勝負だったと記憶しています。
先輩に言われる以上に、自分の中にいる"良い子の自分"に押しつぶされていたところです。
それが以外の要素もあり退職に至ったわけですが、先輩とのイザコザだけであれば、まだ続けていたのかもしれません。
ツラいときに「ツラい」という勇気
いつまでもカッコつけていたらいかんな。
無理なときは「無理」と言わなきゃ分かってもらえないし、そもそも"自分"が気づかない。
やだやだと自分で言うことで、自分自身に「やっぱり無理だよー」と言い聞かせる。
泣いてみたり、気分が悪くなったり、朝起きられなくなったり。
どこかに不調の信号が出ているので、それも優しく見つけてあげてほしいもの。
一番の敵は、自分の中にいる「カッコいい自分」自身なのである。
そのレベルを下げることができれば、もっと生きやすくなるんだけれど。