ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

手数料を意識するとやっぱりネット銀行が有利だから、このまま使い続けると思う

「PayPay銀行」はダメだろ。

2020年07月31日、ジャパンネット銀行のプレスリリースを見た。

「ジャパンネット銀行」から「PayPay銀行」への商号変更を決定|ジャパンネット銀行

 

ジャパンネット銀行はPayPay銀行に商号変更するという。

関係当局の認可も済み、2021年04月05日から新商号の「PayPay銀行」となる。

 

バーコード決済(QRコード決済)はあまり好きでない。EdyやiDといった非接触式の決済サービスが流行っている中で、もちろん導入のしやすさなどはあるが、わざわざバーコードコード決済を積極的に選ぶことはない。

 

最近のセブンイレブンのレジは、利用客が何で会計するかを選んだり、そのまま支払い操作をすることがある。

現金であれば挿入口に現金を投入したり、カードであれば利用客がスキャンしたり、といった具合だ。

 

ただ、その中でも、バーコード決済についてはコンビニ店員さんがスキャンする。支払い操作を利用客に任せることによる時間削減というか労力削減は、バーコード決済の際には発揮しない。

 

また、ポイント還元などのばらまき作戦や、積極的な広告掲出のスタイルもあまり好きでは無い。いかにシェアをとるか、ということを考えれば有効な手段かもしれないが、好きではない。

 

前述のように、2021年04月05日にジャパンネット銀行はPayPay銀行になる。

コーポレートカラーも濃青から変更されるのではないだろうか。

商号が代わり、あまり好きでないPayPayの銀行となるとすれば。

このままジャパンネット銀行を使い続けるだけの気力がなくなってしまったのだ。

 

2000年代前半、Yahoo!の有料サービスを使いたいがために契約したジャパンネット銀行。当時は馴染みがなかったトークンキーでの取り引きなど、ずいぶんとワクワクしたものだ。

最近では、VISAデビットを併用しながら、営業性個人の口座も開設したのだけれど。やっぱりPayPay銀行は馴染めない。ということで、僕の中での第一線を退いてもらうことにした。

 

定期振り込みや、ジャパンネット銀行のVISAデビットを登録しているサービスのクレジットカード番号変更などを一通り終えたのは2020年末。

個人事業主は12月31日が決算日だから、翌年からは新しい口座で頑張ろうと決めたのだ。

 

切り替え作業を一通り終えたのだけど、改めて見直したときにちょっとだけ納得がいかないものがあった。

それが銀行の振込手数料だ。

 

僕がメインで使っている銀行は三井住友銀行。お陰様でジャパンネット銀行とも仲が良い。

毎月末にジャパンネット銀行の定期振り込みサービスを使っていた。

事前に金額と振込先を決めておけば、その指定日に勝手に振り込みをしてくれる、というものだ。

 

どうしても郵便貯金からしか引き落としをしてくれないサービスや、サークルの月会費など、クレジットカード決済ができないものについては自動振り込みにて対応している。

毎月5箇所、1,000円のものもあれば10,000円のものもある。

以前は、それを毎月末にオンラインバンクにて振り込んでいたのだが、振込先と金額が毎月決まっているなら、自動でやってくれるサービスがあることを知ったのだ。

 

全て他行宛て、ジャパンネット銀行の振込手数料は3万円未満の場合176円/件だ。

自動振り込みサービスそのものは無料で利用できる。そこに通常かかる振込手数料がそのまま必要だということ。

176円×5件で880円。他行宛ての振り込みならしょうがない。

 

ただこれが、都市銀行である三井住友銀行になると話は大きく変わる。

まず定額自動送金の利用手数料が1回110円、それとは別に振込手数料が他行宛ての3万円未満で440円かかる。

ということは、定額自動送金のサービスを使うと1件あたり550円かかるのだ。
ジャパンネット銀行だと176円なので3倍以上もかかることになる。

 

月5件の定額自動送金で2,750円の手数料、その差は1,870円になる。

最近は現金を滅多に使わなくなってきたが、ATMで現金を下ろす際にかかる手数料はしょうがないと思っている。目の前にコンビニがあれば、手数料を払ってでも出金するし、三井住友銀行のATMの前に列ができていれば、隣の他行のATMを手数料を払ってでも使うことだってある。

 

でも今回は、ちょっと手が止まってしまった。

どちらもクオリティとしては同じサービスなのだ。

月末に、指定した銀行口座に指定した金額を振り込む。

ただそれだけのことなのに、随分と手数料に差ができてしまった。

 

もちろんネット銀行であるジャパンネット銀行は手数料が全体的に安いし、それ自体が売りになっているけれど。

それを加味したところで、この差は納得できなかった。

176円が220円になるくらいの差であれば、甘受すべきものなのかもしれないけれど、3倍は無理だ。

 

それに設定さえしておけば、勝手に振り込まれるサービス。待ち時間もクオリティも関係ない。

としたときに、PayPay銀行の名前でマイナスな気持ちになるものと、1,870円を天秤にかけたとき、もう少し使い続けてみようか、と思った次第。

 

別のネット銀行で口座を開設すればいいのかもしれないけれど、メインの銀行が三井住友銀行なのでメリットは非常に少ないだろう。

ネット銀行の手数料が安いのはすごくありがたいし、便利に使うことができる。

 

それを一度知ってしまうと、都市銀行の手数料はなんなんだろう、、、と思ってしまう。窓口が無かったり、あらゆるところでコスト削減をしているネット銀行だからなんだろうけれど。

オンラインで完結すれば、都市銀行だって窓口はいらないし、僕のような使い方をするのであれば、窓口でお世話になることは滅多にない。

 

もう少し手数料が圧縮されればなーと思う一方で、それならおとなしくネット銀行を使っておこうという結論になりそうだ。

ATM利用手数料などは便利さに直結する、少しばかり手数料がかかっても受け入れてきたけれど。

 

定額自動送金の手数料が220円になるときがきたら、ネット銀行をやめて三井住友銀行に全部まとめてしまおうと思う。

 

無駄にかかっている手数料を見直して、無駄な支出をどんどん減らしていこう。