「分からないもの」があったとき。
興味や好奇心で飛び込むヤツがいる。
「分からないもの」があったとき。
恐怖から逃げるヤツがいる。
僕は逃げるヤツだった。
1年8ヵ月前までは。
「逃げる」から「立ち止まる」になったことがあった。
それがAirbnbとの出会い、るってぃ(@rutty07z)との出会いだった。
今では大好きな氏だけれど、初めはよく分からなかった。
Airbnbって何、民泊って何。
そのモヤモヤした気持ちを解いてくれたのは、今日のるってぃ氏だった。
1年8か月後の回答だ。
「なんでAirbnbが良いと思ったんですか?無料で泊まれるカウチサーフィンもあるのに」と聞かれるんですが
— るってぃ@スマホ1台旅inアメリカ (@rutty07z) December 11, 2017
・無料で知らない人の家に泊まる→分かる
・お金払って安全なホテル泊まる→分かる
・お金払って知らない人の家に泊まる→分からない!
だから面白いと思ったんですよね
「分からない!」ところに面白さを見つけたるってぃ氏。
「分からない!」ところに逃げがあったスズキ。
逃げようとしていたところだったけど、あまりにも熱心に、面白そうに、楽しそうに語る氏を見ていて。
少しだけ自分の間口を広げたのだった。
僕が逃げようとしたのは「分からない!」からだった。
そこにネタがある、面白さがある、興味がある。
そんなことは、これっぽっちも思わなかった。
完全にシャットアウトだ。
生きている世界が違う、考え方が違う、言語が違う。
ズバズバとシャットアウトしてきた。
それは「分からない!」からなのだ。
「分からない自分」を認めるのではなく、俺が分からないことは「周囲のヤツらが変だ」と決めつける。
結局、その「分からない!」に飛び込むことはなかった。
さて、氏に出会って、逃げることから、立ち止まることに成功した。
色んな接点を作ってくれたおかげで、ちょっとずつ味見することができた。
いきなり受け入れられなくてもいいけど、接点、接触回数を増やすことで「飛び込んでみてもいいのかな」と思うようになった。
今では、随分とハードルが下がり、飛び込むことにも抵抗がなくなったと思っている。
「分からない!」ことにワクワクするようになった。
自分で確かめてみないと気が済まないようになった。
いつの間に自分が変化したのか、と改めて思うのだが。
氏との出会いは、大きな変化をもたらしたことだろう。
そして今日、たまたま氏がツイートしただけなのだろうけど。
僕にとっては、氏に出会って1年8か月、ずっと頭の中でぐるぐるしていたことの答えが見えたのだ。
「分からない!」が面白い
そんな人生が素敵だと思ったのだろう。
どこかで思っていたのかもしれない。
よく分かりもしない中で、何となく感じるものを追いかけ続けて、ようやく見つけた答えだった。
それに驚き、感動した一日だったわけです。
「分からない!」を面白いと気付ける自分に。