ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

からかい上手の高木さんは、わくわくどきどき青春の風

何で見つけたのか、もう記憶にないけれど「からかい上手の高木さん」という漫画が面白かった。

あまり漫画を読まないのだけれど、ぐんぐん惹かれてしまい5巻まで買ってしまったのだ。

 

からかい上手の高木さん(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

からかい上手の高木さん(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

 

 

中学生の西方君と高木さんの話。

西方君と高木さんの二人以外には、ほとんど人物が出てこない。

 

高木さんが西方君を"からかう"というだけの至極単純なストーリーだ。

単純だからこそ、その奥に見える恋愛模様や恋心が際立って見える。

きっと二人は仲良しなんだろうなぁって。

 

からかうことがメインだとしても、積極的に絡んできてくれるなら大歓迎。

こんな中学時代だったらドキドキしながら学校に行くのに。

と、ニヤニヤしながら読んでしまう。

 

普通のおっさんに育ってしまったが故に、純粋でピュアなやり取りが微笑ましく思うのだ。

暑苦しくなく、喧嘩するわけでもなく、ただただ二人を描くこのコミック。

時々、ズバっという高木さんのセリフがカッコよすぎるわけです。

 

コミックなんて縁がなかったけれど、ちょっと踏み出してみたら面白い世界に出会う。

自分で勝手にシャッターを閉めないで、来るもの拒まず受け入れてみる。

そうすると、今までにない違ったエッセンスがガバガバ入ってくる。

 

高木さんの余裕さや、からかっちゃう高木さんだけでない。

作者もところどころに"からかい”をぶち込んでくる。

恋愛模様を見ながらドキドキして、作者の"からかい"にドキドキして。

 

なかなかやりおるな! と思う作品でした。

作者 山本崇一朗さんの他の作品も気になります。

年齢も近いことが、より気持ちが近づくポイントの一つなのかもしれません。

 

からかい上手の高木さん(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

からかい上手の高木さん(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)