何で見つけたのか、もう記憶にないけれど「からかい上手の高木さん」という漫画が面白かった。
あまり漫画を読まないのだけれど、ぐんぐん惹かれてしまい5巻まで買ってしまったのだ。
からかい上手の高木さん(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
- 作者: 山本崇一朗
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: Kindle版
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中学生の西方君と高木さんの話。
西方君と高木さんの二人以外には、ほとんど人物が出てこない。
高木さんが西方君を"からかう"というだけの至極単純なストーリーだ。
単純だからこそ、その奥に見える恋愛模様や恋心が際立って見える。
きっと二人は仲良しなんだろうなぁって。
からかうことがメインだとしても、積極的に絡んできてくれるなら大歓迎。
こんな中学時代だったらドキドキしながら学校に行くのに。
と、ニヤニヤしながら読んでしまう。
普通のおっさんに育ってしまったが故に、純粋でピュアなやり取りが微笑ましく思うのだ。
暑苦しくなく、喧嘩するわけでもなく、ただただ二人を描くこのコミック。
時々、ズバっという高木さんのセリフがカッコよすぎるわけです。
コミックなんて縁がなかったけれど、ちょっと踏み出してみたら面白い世界に出会う。
自分で勝手にシャッターを閉めないで、来るもの拒まず受け入れてみる。
そうすると、今までにない違ったエッセンスがガバガバ入ってくる。
高木さんの余裕さや、からかっちゃう高木さんだけでない。
作者もところどころに"からかい”をぶち込んでくる。
恋愛模様を見ながらドキドキして、作者の"からかい"にドキドキして。
なかなかやりおるな! と思う作品でした。
作者 山本崇一朗さんの他の作品も気になります。
年齢も近いことが、より気持ちが近づくポイントの一つなのかもしれません。
からかい上手の高木さん(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
- 作者: 山本崇一朗
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/09/10
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