「僕、ライターになりたいんですよ、どうしたらいいですか?」
と聞かれたら、なんて答えるだろうか。
「とりあえず書いてみたら?noteやツイッターで発信してみたら?」
とアドバイスするかもしれません。
アドバイスをしてもらったからといって、それをすぐにやらない人がいる。
そんな人を見ていると「結局は、あなたが"やる"か、"やらない"かだけなのに」なんて思う。
のは、いいのだろうか。
アドバイスした側は、自分の貴重な時間と知識を共有しているので、その気持ちも分かる。けれど、いつスタートするかは、その人次第なのだろう。と最近になって思う。
僕自身も先輩からアドバイスをもらった。一定のゴールが100だとすれば、今は8くらいまで進んだ。つまり8%完成している。
8%進むのに1年半かかった。
いや、それは僕がサボっているだけで、2週間頑張れば20%くらいまでいく。
だけど、そこまで頑張れない理由があって、投げ出している。けれども、アドバイスを忘れるわけでもなく、大事な言葉だとして受け止めている。
その途中で、別にやりたいことができたり、生活のリズムが変わったり。と、優先順位が変わる。
アドバイスをしてもらったそれを、後回しにすることだってあった。
明確に期限があるものだとしても、いつやるか、は、その人次第なのだ。
「やってやろう」と思うタイミングは、その人にしか決められない。
自分の中で温めていた企画。それを持ち出すときはいつなのか。
アドバイスをもらったからすぐに始める、そうじゃないこともある。
でも自分のタイミングでスタートできれば、二次関数的に伸びていくから。
その時のためにアドバイスをしてもらっていることだってある。
ちょっとは心が痛むんだよ。せっかくアドバイスをもらったのに、何もしていない。そんな自分と向き合っていかなきゃいけないのだから。あの人の言う通りにしておいたら、貴重な時間をわけてもらったのに。
なんて思うことはもちろんある。
だから、それを最大出力で使うために、ちょっと立ち止まっているだけさ。
プルバックミニカー(チョロQ)が、勢いよくダッシュするのに、初めはバックするみたいに。