ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

「増席しました」というのが苦手な3つの理由

こんにちは、スズキ(@acogale)です。会社員をしながら副業でフリーランサーをしています。

 

フリーでやっている仕事の中で、イベントの運営などもやっています。事前に打ち合わせをして話がまとまったあと、集客やチケットの販売を始めるんですけど。

 

たまにイベントの告知などで「チケット完売しました、なんとか10名増席しますので」みたいなことがあると、気持ちが受け付けないんですよね。

 

それは

  1. しわよせがある
  2. マーケティング不足
  3. 参加者を裏切る

この3点を考えてしまうからです。

 

しわよせがある

50人の定員が満席になって+5名増やしたとしたら。どうして初めから55名でチケットを売らなかったのか。

無理やりテーブルや椅子を増やしたり、6人グループが7人グループになったりと、しわよせがどこかにきます。

 

それは、お客さんが窮屈な思いをするだけでなく、イベントそのもののクオリティにもかかってくる。

 

会場を大幅に変更するならまだしも、同じ会場で「10席増やしました」というのは、満員電車になるのかな。と思うことがあります。

 

マーケティング不足

予定より順調に集客ができることは、ありがたいことです。一方でそれはマーケティング不足。たまたま上手くいったに過ぎません。

精度の低い運用はやめておいたほうがよいでしょう。

 

参加者を裏切る

追加のチケットがあるなら。それは、閉店しないのに閉店セールをしているお店のようなもの。

あと3枚!!みたいに言われながら、実はあと20席残っているんですよねー。というのは、後ろめたく思います。

 

どうすればいいのか

では、どうするのがいいのか。

事前に断っておくことが大事だと考えます。

「申し込み状況によっては、追加でチケットを発売します」「多数お申し込みがあった場合は、追加の日を設けます」など。

 

もしくはマンションの発売のように、第1期、第2期と、分散して販売するのもありでしょう。

 

無理やり増やしたイベントは心地よくない

主催者にしてみれば、追加でチケットが売れたほうが儲かるので嬉しいんですよね。でも、同じ条件で参加者ばかり増やしたらどこかにしわよせがくるんです。

受付に想定以上の時間がかかった。用意していた資料が足りなくなった。

 

そんなイベントをたくさん見てきました。だからこそ、急に定員が増える、急に増席するイベントは苦手なんです。

参加者としても、「20人のイベントだから申し込んだのに。50人のイベントなら行かなかった」というような思いの人もいるでしょう。

 

事前に断っておくだけで、感触も違います。増席するかも、、と思うイベントは事前に案内しておくことをオススメします。

 

 

わかる!  イベント・プロデュース

わかる! イベント・プロデュース