以前、鉄オタ(鉄道オタク)がどうして嫌われるのか。という記事を書きました。
今回は、それの転売ヤーVer.です。
言いたいことは同じ。察しの言い方は分かるでしょう。
転売ヤーが嫌われるのは、そうじゃない人(=便宜的に「一般の人」と表現します)がいるエリアにズケズケとやってくるから。
ただそれだけのことです。
古書店から値打ちのある本を探す人、中古ショップで売れるものを探す人は、あまりあーだこーだ言われない印象があります。
それが、新品の人形だったり、チケットだったり。
一般の人が買いたいな!と思うそこに、やってくるから嫌われるのです。特に限定品だったりすると。
商社や卸店は転売なんですよ。小売店だって同じ。
でも、スーパーを叩く人はいない。それは、日常的に問屋から購入しないから。
住んでいる世界が違うから。ということでしょう。
1台10万円で売れるパソコンが、家電量販店で1台8万円で売っていたら。
それを本当に欲しいと思う一般の人とバッティングするから、嫌われてしまう。
たとえば、1台10万円で売れるパソコン、50台買ってくれるなら4万円にしてくれ。
なんて交渉をする転売ヤーは、住んでいる世界が違うので叩かれない=相手にされない。そんな印象があります。
圧倒的多数の一般の人がいるところへ、そうじゃない人がズケズケとやってくる。それが適法とか、常識とか、マナーとか、そんなことは関係なく。
その勝手に思っているテリトリーに入ってくる人を、叩いたり、嫌ったりするわけです。
オタクにしろ、転売にしろ、それ以外の色々にしろ。勝手に頭の中で作り上げてるテリトリーに入ってくると、あーだこーだ言う人が増えるんですよね。
公共施設を建てるときだって、「ブランドが下がる」とか、「ここにはふさわしくない」みたいなことを言う人もいますね。
テリトリー外になると、全く興味がなくなるように。ただそれだけのことみたいです。