最近のクルマは操作が難しい。
安全装置や運転補助などの技術が、意図しない動きをする。
その技術のおかげで助かった命や防げた事故があるのも理解できる。
傾斜のある駐車場にクルマをバックで止めようとしたとき。
それが上りの傾斜だといつも以上にアクセルを踏む。
バックでアクセルを強めに踏むと、踏み間違いの安全装置が働き、クルマがバックしてくれない。
バックしてほしいのに。。。
そういった安全装置だけでなく、操作が難しいのはCVT。
車速は、ギアとエンジンの回転数によって決まる。
ギアが一定の場合、車速はエンジンの回転数に比例する(と思っている)
そのギアがATやMTの場合は、4段、5段と、複数ではあるがギア比を選ぶことができた。
それがCVTになると。無段階変速と呼ばれるように、ギア比が柔軟に選べすぎてしまう。
エンジンの回転数が一定だとしても、CVTの気分次第で車速はずいぶんと変わってくる。
燃費や効率を考えて、ちょうどよいギア比を選んでくれるのだが、それが無段階だからこそ運転がしにくいときもある。
エンジンの回転数とリンクしていないのだから。
色んな技術が搭載されるようになり、素直に馴染めないクルマが増えてきた。
そうじゃないんだよ、、、と思う機能もたくさん。
ある意味で、運転しにくいクルマが増えてしまったということ。
もっとも、クルマをもっと信頼していけば、その不満もなくなってくるのかもしれないけれど。
まだまだ精度にバラつきがあるので、早く整ってほしいものだ。