こんにちは、スズキです。
自分が興味のある分野で成功している人がいるとします。
過去の栄光ではなく、現役で成功している人です。
そういう人に「僕はどうやったら成功するのか」相談をすることがあります。
親切丁寧にアドバイスをして頂くのですが、それをやらないことがあります。
この基礎トレーニングは大事だから、毎日やったほうがいい。
見直しができるように、記録しておいたほうがいい。
ちゃんと時間を作って、そこでやるほうがいい。
いろいろなアドバイスをもらって、それをちゃんとこなしている人はどれくらいいるのか。
僕自身は、10個もらったアドバイスがあったら2~3個くらいしか実践していない。
考え方の違い、スタイルの違い、自分の中の好き嫌い。
そういったものをフィルターにして、自分の都合の良いものしかやらない。
それでも、数個のアドバイスを取り入れるのだから、結果は出てくる。
少しの結果が出てくるときに、改めて気づくのだ。
10個のアドバイスを信じていれば、3倍も4倍も結果が出ていた。
ある程度の結果が出るようになると、初心者のころとは違った見え方ができるようになる。
そうすうると2~3個のアドバイス「しか」取り入れていないことが、すごく無駄に思えてくる。
あぁ、やっぱり師匠の言うこと、先輩の言うことは正しかったんだ。
と、その時点で気づくのだ。
別に師匠や先輩のことを信じていないわけじゃない。
けれども、自分自身のプライドや、考え、そういったものが邪魔をして100%素直に信じることができないのだ。
それよりも「オレお個性が大事だ!!」とか言い出す始末。
徹底的に言われたことを実践し、徹底的に真似ていたら、もっとステップアップできたであろうと、今になって思うわけで。
言われたことを、素直に、スピーディーにやることが、一番の結果を生むだろうし。
それをしないと、結果が出ないんだ。
という結果を、自分自身で体感したのだ。
失敗は成功のもと
「結果がでない」=「失敗」ということだが、その失敗から改めて気づくことができた。
本来望んでいた結果は出なかったけど、「結果がでない」という結果を得ることができた。
仮に10個のアドバイスを、右から左に聞き流していただけならどうだろうか。
外的要因のせいにして、自分自身の内面に反省することはなかっただろう。
タイミングが悪かった、世の中が悪かったと言いながら、もみ消していたかもしれない。
少しのアドバイスしか取り入れなかったことで「もっとやらなきゃいけない」ということが分かってきたのだ。
それには多少の時間がかかってしまったが、今までより一層、素直になろうと思うことができた。
小さなアドバイス、自分自身がくだらないと思うかもしれないアドバイス。
そういった小さな声を、愚直にやり続けることが、成功への近見になのかもしれない。