話を全く聞いていない人がいる
だとすれば、その相づちは何だったのか、と問いたくなるようなものだ。
例えば、今週末の過ごし方を話していて、一段落ついたときに「今週末は何するの?」と質問されたり。
悩み事の相談をしているときに、「何か悩んでいることはある?」などと、ビックリするようなことを言う人がいる。
いやいや、そんな人はいないだろう、と思っていたけど、そういう人に出会ってしまった。
スマホの画面を見ていたり、別のことをしている最中に話しかけたのなら別だけど、面と向かって話し合う場で、そうやって言われるとどうしていいか分からない。
イライラや怒りにもなるけれど、どちらかといえばそれらを通り越して心配になってしまう。
そのくらいいっぱいいっぱいなんだろうか、と。
人間として壊れてきている、爆発する一歩手前なのではないか、と思ってしまう。
頭の中で何が起こっているのかさっぱり分からないし、相づちをうってくれるそれは、本当に適当だったのか。
人の話を右から左に聞き流すプロなのか、と思ってしまう。
そんなことにならないように、特に目の前に相手がいる状態で気をつけているけれど。
ビックリすることばかりで、ライフがどんどん減っていくのだ。
怒鳴る人、ころころ意見を変える人、間違ったことを主張する人など、相手にすると疲れる人はたくさんいるけれど、話を聞かない人もそこに含まれる。
とはいえ、怒りよりも心配のほうが先にきてしまうくらいなのだから。
充分に気をつけていただきたいもの。