ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

プラスとマイナスのバランスがとれない日常

高校生の頃、担任の先生に言われた言葉は、今でも深く残っている。

 

「両端にあるものがバランスをとってくれる」

 

陰と陽、プラスとマイナス、このバランスが僕の人生を後押ししてくれる。

派手に表舞台に立つ人がいる一方で、縁の下の力持ちの人がいる。

表と裏のバランスがちょうどいいから、そのグループは成果を出すことができる。

 

「会社は筋トレだ」と思っている。言われたことを淡々とこなす。特に運用業務が多いので派手なことをはしない。縁の下の力持ちだ。トラブルがなく、目立たないことが僕が受け持っている業務のゴール地点なのだから。

 

ということは、会社は陰、マイナスのポジションだ。

ネガティブなことではなく、"静"のポジションということ。

 

一方で、プライベートにおける時間は陽、プラスのポジション。

プライベートといっても、僕の場合はフリーでやっている仕事を含む。

積極的にチャレンジして、意識高く、熱量高くぶつかりあう場所だったりする。

 

そう思っているからか、プライベートで知り合った皆さんは、暑苦しく燃えている。

好きなこと、興味のあることに熱意と情熱でぶつかっている。

 

僕の中で、会社・会社での仲間という"マイナス"と、プライベート・プライベートでの仲間という"プラス"がちょうどいいバランスで存在していたのだ。

 

 

それが崩れ始めた。世間のいろいろを鑑みると、積極的に動くことは憚られるような気がしている。

プライベートな時間、いつも以上に我慢が発生している。

つまり、プラスの時間を押さえつけられている、そんな気持ちでいっぱいだ。

 

平日は問題ない、そもそもがそういう前提だから。会社は筋トレだ。好きとか嫌いとか、合う合わないではなく"トレーニング"の場だから。周囲と足並みを揃えるのは甘受すべき程度のものだ。

 

が、プライベートな時間まで、それが及ぶとバランスが崩れてしまう。

プラスとマイナスだった環境が、マイナスとマイナスになってしまう。

 

マイナスとマイナスで、強力なマイナスになってしまったら。

溜まっているものを爆発させるようなエネルギーがないとプラスに転じない。

発狂してしまうのか、心が折れてしまうのか、どちらが先なのか。

 

たぶんこの反動なのだろう。

会社で、平日の時間帯でおとなしくすることができなくなってきた。

プライベートがマイナスになってしまうなら、会社の時間をプラスにしてしまえ。

 

そうなると周囲との軋轢が、やりづらさが、今まで受け入れられたことが受け入れられなくなり、ペースの違いや、精度の違いで爆発しそうになる。

 

どちらを選んでも、とりあえず爆発しそうなのだ。

そのエネルギーをどこに充てるか。

明日からの会社が楽しみだ。