のまど
ノマドワーカーという働き方が注目されてどれくらいたつだろう。
パソコンひとつで、カフェやコワーキングスペースで働く姿、今では当たり前のようになっている。
僕もノートパソコンを持ち歩いて作業したことがあるが、どうもPCのスペック不足。アプリケーションが思うように動かないことがあった。
PCのスペックがあがれば、生産性は上がるのではないか。そう思っていた。
最新のPCを借りても
ご縁あって最新のノートパソコンを借りることができた。
Core-i7、メモリ16GB、1TBのSSD、4Kディスプレイ。1.3kg。全く不満がないスペック。
PCが変わって、生産性は上がったのか。答えはノー。
僕の生産性はパソコンが原因ではなかった。
やる気の問題
これで片付けてしまってはもったいないが、結局はやる気の問題だった。
外でも作業をしよう。と思うかどうか、その場で集中できるかどうか。
小さなこだわりが多いので、結局は自宅にあるデスクトップPCが一番使いやすい。
FILCOのキーボード、エレコムのトラックボール、解像度が違うデュアルディスプレイ、快適なインターネット環境、A3の書類を2枚広げられるサイズのデスク。
作業がしやすいように手を加えてきた自宅が、ちょうどいい環境。
残念なことに、お借りしたノートパソコンのほうが、自宅のデスクトップよりも性能がいい。それでも、自宅のデスクトップのほうが使いやすいと感じる。
消去法でスッパリ諦める
自宅が一番なのであれば、自宅の環境を持ち歩くか、自宅で作業するか。
1泊2日の小旅行に、画面を2枚、デスクトップPCを1台持ち歩くのは、あまりにもナンセンス。
これが長期出張なら別だけども。
ということは、外で作業をしないことを選択しよう。
厳密に言えば、外で凝った作業をしないように。平文を書く程度ならいいけれど、動画や画像編集までやらない。ということ。
そうすれば、電源を探す必要もないし、納期を抱えたまま出かけなくてもいい。
乱暴なやり方かもしれないが、「外ではやらない」というのが、今回の結論だ。
やらないことを明確に
やらないことを決めたことで、不都合が出てくる。
それは、やることを前提としていたから、急に"やらない"と決めることで衝突が起きる。
では、事前に"やらない"と決めていたら。あとは、それを自分が組み立てていくだけのこと。
外で張り切って作業するのを止めにしよう。僕の作業場は自宅のデスクだから。
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