今年になって、取材に力を入れています。
相手の言葉を間違えずにテキストにすること、その言葉の奥にある気持ちはどんなものだろうか、と考えること。
考えることがたくさんあり、一筋縄ではいきません。
そんな取材の中では、学びがたくさんあり、リアルな意見や手法を聞くことができます。
先日、フリースクールを運営されている たかれんさんに話を聞いたとき、こんなことをおっしゃってました。
「相手に心を開いてもらうには、自分から話をすること」
当たり前のように感じますが、それができない人が多い。
だからといって、なんでもかんでも話せばいいってものでもない。
意思表明をしながら、心のバリアを取っ払っていく。
こちらがバリアを取っ払うことで、相手からのパスを受け取れるようになる。
ひとつひとつ丁寧に、自分のことを話ながら。
それに気を付けてから、初めてお会いする方の反応が少し違うような気もしています。
お互いの会話がスムーズにいくような気がしています。
簡単に言えば自己紹介なのかもしれません。
電話帳のような項目だけじゃなく、踏み込んだことまで。心を解放して相手に伝えようとすることが、重要なのかもしれません。
取材は1時間ほど、その中の1フレーズに僕はずいぶんと救われたようです。
日常のヒントは、どこにあるか分からないので、アンテナを張りながら、ちゃんと生きていきたいものですね。