僕の周りに限った話かもしれませんが。
すぐに「知らない」「分からない」という人が多い。
何か問題が起きても「知らない」「分からない」と言う。
逃げているだけ、臭いものに蓋と同じ。
知らないコトはある、分からないコトもあるが、それを押し通すところが残念でならない。
知らないのが「当然」、分からないのが「当然」というスタンスは許せないのだ。
言われたこと「すら」できないから。
往々にして、そういう人たちはレベルが低い。
言われたこと「しか」できない。
問題が起きるということは、言われたこと「すら」できていないのだが。
当然のように「言われたなかったから」と。
もし言われたことしかできないなら、それをあなたに頼む必要はない。
ロボットがやればいいし、別の人でもできるのだから。
言われたことくらい、ちゃんとやってほしい。
電通の責任三カ条
何かと話題の大手広告代理店「電通」
過労死問題で電通の鬼十則がとりあげられているが、責任三カ条というものもある。
その中にあるのがこちら。
一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がないならば、一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。削除せらるべきである。
人にお願いしてやってもらうというのは、「一を聞いて十を知る」ことを期待している。
曖昧なお願いでも、望み通り、それに近しい完成度で叶えてくれるのが人間ではないだろうか。
また、ここに書いてあるように、「一を聞いて銃を知ること」ができなければ、「一を聞いて一を完全に行う」必要がある。
それすらできない人が多くいるのが事実だ。
常に仮説を持って世界を眺める
そんな思考停止バカのような人にはなりなくないから。
言われたことすらできない人になりたくないから、ステップアップする方法を探すのだ。
その一つが、これ
「常に仮説を持って世界を眺める」
自分の中で、自分のモノサシを持っていないから、言われたことしかできないし、それすらもできない。
自分の考え、やり方、そういったものがある上で、相手の言われたことを考える。
相手とマッチしていないことは、早めに軌道修正し正解に近づけるようにする。
これが当たり前にできる人と、そうでない人の違いが、すぐに「知らない」「分からない」というかどうかなのだ。
反論があるならお待ちしています
こうやって言われたとき、「お前の言っていることは違う」と思ってもらえるなら、それは正解だ。
もちろん「あんたの言う通りだよ」と思ってもらうのも正解だ。
どちらも、自分の中に「こうあるべきだ」という考えがあるから。
自分の中にモノサシがあるから、反論したり共感したりできる。
そこに何も響かない人は、それすら気付いていない。
自分があまりにも考えていないことにすら気付いていない。
あぁ残念な人だ。
言われたことを、ただ聞くだけ、ただするだけ。
考えもなければ、次のステップも無い。
自分の方法、やり方、思いつく何かがないから、いつまでたっても進歩しない。
「知らない」ことが当たり前、「分からない」ことが当たり前になってきたら要注意。
もういい大人なんだからさ、それなりに経験してるでしょ。
全くそれに当てはまらないことなんて無いよ。
当てはまらなかったとしても、知らない、分からないで片付けないし。
常に考えて、「自分」の答えを持っている人は、自分自身の答え合わせができる。
合っているのか間違っているのか、そういった視点で見ることができる。
過去を振り返ったとしても、それを基準に合っていたか間違っていたか。
そういう判断ができるのだ。
だからこそ、常に仮説を持って世界を眺めることが必要。
合っている、間違っているなんて、どうでもいい。
その判断ができたことが大事だということ。
分からない人には分からないこと
そう言ったところで、「知らない」「分からない」という人がいるのも事実。
何も生まれないから、さっさと離れてしまおう。
間違っていても、自分の意見を持っている、考えを持っていることは大事。
だからといって、それを押し通すのはNGだが。
脳みそのシワを増やしていくためにも「自分の考え」を持つべき。
だから、「知らない」「分からない」は禁止だ。
ただそれダケで片付けるのは、思考停止バカだということ。
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