モノゴトには流れがあり、前もあれば後もある。
その一部を切り取って、その切り取ったところをどれだけ丁寧に説明しても。
本当の問題は分からない。
些細なトラブルだったとしても、似たようなトラブルが頻発していたら。
一事が万事、その調子であれば気持ちは大きく変わってくる。
電車の到着が遅れ、待ち合わせに3分遅れた。
という事実があったとしても。
10回待ち合わせをして、10回遅れてくるような人なのか。
100回待ち合わせをしても遅れてくることがない人なのかで受け取り方は大きく変わる。
ただ、切り取られる事実は「電車の到着が遅れ、待ち合わせに3分遅れた」ということ。
目の前の事実と、時間の幅がある事実と、事実ではなく思い込みや考察だったり、そういったものをごちゃ混ぜにしすぎないで。
丁寧に読み解く必要がある。その裏に隠れている事実を読み取れるように、感じ取れるように。