3月24日、東京・大崎で開催されたブロガーズフェスティバル。
その中で、著書「ブログ飯」でおなじみの染谷昌利さんが商業出版について話をされた。
商業出版において大事なことをいくつかお話くださったのだが、その中で「最後まで書ききること」というワードが、僕にとって衝撃だった。
確かに出版されるためには、最後まで書ききらないといけない。でも、それができない人がいるんだ。ということ。
最後まで書ききれない人は、そもそも本が出版されない。僕が目にしてきた本は、最後まで書ききった人のものばかりだから。
どれだけ認められて、どれだけ実力があっても、最後まで書ききらないといけないのだ。
と話を聞いた後、商業出版以外のところでも「最後までやりきる力」が重要なんだな、と思った。
いろんなやり切り方があるけれど、プロジェクトを立ち上げたときの勢いや熱意をもったまま、最後まで駆け抜ける人はどれだけいるだろうか。
少しずつ甘やかされて、甘やかしてきて、「まあいいや」「この程度でも大丈夫」なんてことになり、最終的には勝手にフェードアウトしている。そんなケースも多いような気がする。
ちょうど今関わっているプロジェクトもそうだ。いつの間にかダラダラし始めて、リーダーが期日を守らなくなってきたし、勝手に延期されたり。
予定を立てて、ゴールを設置したところで、それに向けてやり切れないことがある。という認識を持つべきだ、と再認識。
また、自分自身が最後までやり切れるように、自分のことをコントロールしていかなきゃいけない。
染谷さんの話を聞いた後、商業出版ではないが似たような事例にぶつかったので、より深く気を付けようと思った次第だ。