僕は服、ファッションに興味がない。
素材の良さ、着心地が違うのは分かるし、シルエットや見栄えが違うのも分かる。
でも、興味がない。
興味がないことがハッキリしているからこそ、そこに強烈なこだわりが生まれる。
こだわらないこだわり
どれがいいかな、と考えることがないので、選択肢はできるだけ減らしたい。
いつものアレ、いつものコレ。
毎日同じ格好でもよいと思っている。
ただ、外れを引くのは嫌だから、ある程度は考える。
あれこれ試してみたいわけじゃなく、このくらいでいい、冒険したいと思わない。
ということだ。
定番のそれが決まれば、ずっとソレを使う、着る、頼む。
いつも同じ、毎日同じ。
なにもしないこだわりってのも大事なこと。
ミニマリスト的な考えもあるけど、どうでもいいものだからこそ、よしなにやっておきたい。
そうすると、これでいい、これがいい、と強いこだわりになってしまう。
喫茶店に行ったときとスターバックスに行ったとき。
注文するメニューが違うように。
喫茶店の場合は、別にこだわりも何もない、とりあえずの喫茶店だからホットコーヒーを頼む。
スタバの場合、アレンジコーヒーを飲みたいな!!と思うから、ホットコーヒー以外を頼む。
そのモノについて、あんまり関心がないときは、いつも同じものを頼んでしまうのだ。
こだわりがないこだわり。
言葉遊びのようになっているけれど、こだわりがないこだわりは、絶対みんな持っている。
それに気づいていないこともあるけれど。
こだわらないことも、こだわることも、ぐるっと一周回ると同じ事なのかもしれない。